先日、海の見えるとっても素敵な場所で、自家製酵母のパンレッスンに参加してきました。
簡単に作れる自家製酵母にも、その酵母を使って作ったパンの美味しさにも、そしてこの教室から見える景色にも感動！
この日作ったのは、田舎風フランスパン、チーズとブラックペッパーのパン、そしてレーズンとくるみのパン。サラダとクリームシチューと一緒にいただきました。自分で作ったパンの美味しさは格別。天気がよくて、広くて大きな窓から青い海が見えて、美味しいパンがあって、のんびりゆったり暮らせたらな・・・う～ん、理想の生活！
レッスンの最後に仕込んだレーズン酵母。順調に育って、4日後には完成しましたよ。（逆光で色が悪いですね 汗）
酵母のレッスンはこれ1回で終わるものじゃなくて、色んな食材から酵母をおこしたり、食べ比べしたり、イーストと自家製酵母のコラボパンを作ったりと、レッスン内容は様々。単純にパンのレシピを教えてもらうだけじゃないのが面白いですよね。次のレッスンがいまから待ち遠しいです。
完熟バナナを潰して生地に練りこんだ、チョコレートパウンドケーキ。
ほんとはもっときめ細かく仕上げたかったけど、バターとたまごを合わせたときに若干分離気味になってしまったのがいけなかったよう・・・残念。
次は、失敗しないように慎重に作らなくちゃ。
抹茶シートを使ったマーブルパン。真ん中にはこしあんを入れてあります。
徳島で買った「炙り金時」の味が忘れられず、取り寄せようと思ってお店に電話をしたら、「炙り金時」は8月までの製造で今は品切れなのだそう。
ショック。
その代わり、新芋を使った「鳴門のうず芋」という商品があったので、そちらを注文しました。
蒸したお芋を密床に付け込んだだけのシンプルなものだけど、上品な甘さとしっとりとした口当たりで飽きがこないおやつ。こっちも美味しい。
奥にある「大学芋のからめ蜜」も一緒に送ってくださったもの。はちみつや水あめで作った蜜に鳴門金時を漬け込んだものだそう。色ははちみつっぽいけど、香りは確かにさつま芋らしい香りも混ざってます。
使い方には、ホットケーキやヨーグルトにかけてお召し上がりください、って書いてあります。あと、カレーや肉じゃがの隠し味に、とも。ぜひ試してみよう。
今日はいつものパン教室。4種類のパンを作りました。
「ビスキーロール」。メロンパンのように、パン生地の上にクッキー生地をのせてあるパン。渦巻きがかわいい。
「ココアブレッド」。ココア風味の生地にチョコチップを混ぜた、とっても甘くて美味しいパン。
「ポテトブレッド」。マッシュしたジャガイモを練りこんだ生地で焼いたパン。ペタペタする生地なので慣れてないと扱いが難しい。どうしてもトップは普通の食パンのようにつるんとはしないみたいですが、デコボコした感じが逆にジャガイモっぽくていい感じかも。
「カイザーゼンメル」。ドイツのパン。きれいに模様が付かなかったな・・・。仕上げ発酵前にゼンメル型という5枚の羽のついたハンコのような型をぐいっと押し付けて90度回転させて模様を付けるのですが、もっと思いっきり押し込めばよかったのかも。
このカイザーゼンメルには麦芽が少しだけ入っていて、そのため焼き上がりのパリッと感が増すそう。
「麦芽」つながりでパンの話からは脱線して今日聞いた話がとても興味深かったです。それは、種が持つエネルギーのこと。例えば、これから旬の銀杏は、それはきちんと植えれば大きなイチョウの木に育つパワーを秘めた種で、他にも松の実、ひまわりの種、カボチャの種、アマニの種などなど、種自体は小さいけれど、太い幹を作り、花を咲かせ、実を実らせ、大きな大きな力があるんです、とのこと。
だから、病気でもなんてもないのに、なんだか元気がないな、やる気が出ないな、ということが多い人は、ぜひ種を摂取してエネルギーを分けてみてもらってみては、という話でした。
薬膳的な考えで捉えれば、なるほど、と捉えられる内容ですよね。それがほんとに体質や気分の改善につながるかどうかは個人の問題だけど、悪いはずは絶対ないんだろうな。
ちょっと前に習ったアマニ種のパン。久しぶりに作ってみました。
ピンク色なのは、ベニエット（紅麹）を入れているから。とってもヘルシーで、たくさん入ったアマニ種が香ばしい味わいのパンなんですよ。
ところで、アマニって皆さんご存知でしょうか？ 実はわたしは、このパンを習うまでよく知りませんでした。それで、アマニってどういうものなのかな、と思ってインターネットで調べたところ、思った以上に優れた食材で、女性の強い味方だということがわかりました。
＜アマニに含まれる主な成分＞
①n-3系必須脂肪酸のα-リノレン酸
お魚に含まれる脂肪酸のような働きをしてくれて、善玉コレステロールの増加、抗がん作用が期待できます
②アマニリグナン
強力な抗酸化作用と、女性ホルモン様作用（エストロゲン様作用）があります
③食物繊維
言わずと知れた、腸内のお掃除係！ 油になっちゃうとなくなります
以上、日本アマニ協会のサイトからの抜粋です、詳しくはこちらをどうぞ→日本アマニ協会
市販はなかなかされていないようですが、ネットショッピングなら手に入れやすいと思います。
パンにするのは面倒かもしれませんが、ごはんと一緒に炊けば普段から摂取できますよね。あと、ローストしてからすり鉢ですって、お浸しの浸け地に使っても良さそうです。
ラデュレのマカロンをいただきました。ふふふ。
美味しいのはもちろん、お菓子が入っている箱やバッグがかわいらしくて大好きです。
マカロンは左から、プラリネ、フランボワーズ、ショコラ、ヴァニーユ、ピスタッシュ、キャラメル・ア・ラ・フルール・サレ（塩キャラメル）です。
どれからいただこうか迷います！
今月習ったパンは、サヴァランです。
焼き上がった生地にシロップをたっぷり染み込ませてデコレーションした、ケーキのようなデザートパン。とってもリッチでおいしいです。
名前の由来は、18世紀、フランスで政治家・法律家として活躍したブリア・サヴァラン。彼は美食家としても有名らしくで、いろいろな名言を残しているようです。例えば・・・
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間であるかを言いあててみせよう」
とか
「禽獣はくらい、人間は食べる。教養ある人にして初めて食べ方を知る」
とか。
ちゃんとした食事を与えられて育った子どもは、そうそう間違った道には進まない、というようなことを聞いたことがある。ちゃんとした食事とは、優れた栄養バランス、正しい食べ方やマナー、家族や仲間との心温まる楽しい時間、さらには準備や後片付けまで全部ひっくるめたもののこと。
たまにはマックでも行こうかなとか、カップラーメンが無性に食べたい、間食しちゃった、忙しくて食事できなかった・・・という日があっても、もちろんいいと思う。わたしもそうだし。でも、そういう食事が続くと、元気が出なくなったり、集中力がなくなったりする。なんかずっと同じ味で、見かけも味気なくて、すぐ飽きちゃうから、食べるとお腹はふくらむけど心が満たされない。
そういえば、結婚式前、2人でダイエットするために豆乳クッキーダイエットしたけど、食事時間が全然楽しくなくて、なんだかイライラして怒りっぽくなってしまってた。つまらないことでケンカもしちゃったし。。。
ダイエットには成功したけど、あんな食事もうしたくない、と思う。
食事の一番の目的は、きちんとした栄養を摂取し、丈夫で健康な身体を作ること。でも、それ以外に、季節に耳を傾けて旬の食材を知ったり、香りや歯ごたえを楽しんだり、彩りや盛り付けなどの見た目も楽しんだりして、感性を磨き、精神を豊かにする、という意味合いもあるはず。
サヴァランを目の前にして、そんな風にいろいろと考えてしまいました。
この玉ねぎのタルトは主人の大好物です。
コツは、ひたすらひたすら玉ねぎを炒めること。
これが結構時間がかかるのです・・・。
最初に電子レンジで玉ねぎをしんなりさせてから炒めるのですが、その後フライパンに移してからも30～40分は付きっ切り。夏は地獄。
でも、そうやってじっくりゆっくり火を通すことで、玉ねぎから自然な甘みがじわーっと出てきて、とっても美味しい。手間隙かけただけの価値はある仕上がり。
玉ねぎ炒めはちょっと多めに作っておいてもいいです。スープや煮込み料理に使えますよ。
＜材料（21cmのタルト型1台分＞
●タルト生地
バター 75g
小麦粉 150g（強力粉75g、薄力粉75g）
砂糖 10g
塩 2g
卵 中1個
●具
玉ねぎ薄切り 500g以上
白ワインビネガー 大さじ1と1/2
ベーコン（短冊切り） 80g
バター 30g
卵 中2個
生クリーム 80cc
塩／こしょう 各少々
＜作り方＞
●ブリゼ生地
・バターは小さく切って冷蔵庫で冷やしておく。小麦粉を合わせてふるう。
・ボウルにバターと粉を入れ、スケッパーでバターを切るようにして粉と合わせる。ある程度バターの粒が細かくなったら、両手ですくってこすり合わせるようにして、そぼろ状にする。
・砂糖、塩を加えて混ぜ、溶き卵を加えてひとつにまとめる。丸くしてラップで包み、冷蔵庫で2時間～1晩休ませる。
●仕上げ
１・台に打ち粉（分量外）をしてタルト生地をのせ、麺棒で3mm厚さの円形にのばす。余裕をもたせて型に生地をのせ、型の上から麺棒を転がして余分な生地を落とす。指で押さえて型に生地を密着させ、冷蔵庫で20分以上休ませる。
・生地の底をピケし、オーブンシートを敷いて重石をのせる。200℃のオーブンで約10分、重石と紙をはずしてさらに約5分、こんがりきつね色になるまで焼く。
・玉ねぎを耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで約10分加熱してしんなりさせる。フライパンにバターを熱し、ベーコンを炒める。その後、玉ねぎを入れて、飴色になるまで中火でじっくり炒める。白ワインビネガーを加えて炒め、塩、こしょうで味を調えて取り出す。
・卵と生クリームをよく混ぜ合わせ、塩、こしょうをする。
・空焼きしたタルト生地に玉ねぎとベーコンを入れて、卵液を流し入れる。180℃のオーブンでこんがり焼き色が付くまで約25分焼く。
お菓子やパンに対して、「もっちり感」や「しっとり感」を求めている人は多いと思う。わたしももちっとしたものやしっとり柔らかいものは結構好きな方。
このどら焼きは、皮にもち粉を使っているので、もちもちした食感になってます。京都の阿闍梨餅風！？
真ん中は少し厚めに、外側は薄めに焼いて、もちもちとかりかりがひとつになった皮に仕上げるのが私流。どっちの食管も美味しさの秘密。
