食育インストラクターで おやこキッチン 主宰の真知子先生に、飾り巻きずしを教えていただきました
飾り巻きずし。初めてです
今回作ったのは、そんな初心者な私でも比較的作りやすい「梅」と「みかん」の2種類。いや、作りやすいとは言ってもやっぱりコツが必要で、特にみかんはなかなかいい形になってくれませんでした
こりゃ特訓が必要です。
おやこキッチンでは、子どもも一緒に料理をすることができます。娘にはまだ早いかなと思いましたが、やらせてみると以外にもちゃんと言うことを聞いてくれ、それなりに(笑)お手伝いしてくれてビックリ
巻き終わった太巻きに包丁を入れて、切り口を見せてあげると、「わぁー！」「出た！（←最近の口癖）」とすごく喜んでいて、その反応が面白くて嬉しくて、すごく楽しい時間を過ごすことができました。
この日以来、巻きずしにはまった私は、1日に1回は娘の食事に細巻を、お弁当にも細巻を入れてます。食べやすいし、娘も喜んでいる・・・はず。
いつもお世話になっている浅草橋しおこうじで料理撮影のお仕事をお手伝いしてきました。
調理した品々をまかないでいただけるので（ここでは撮影するものもちゃんと味付けして作る！）、それだけでも十分嬉しいのに、この日は特別メニューまで用意してくださっていました。
それは、、、
野生の鴨
なんと羽根つき。
羽は、野生の印に猟師さんが付けたままにしてくれたようですが、毛があるととても生々しく、触るのがちょっと怖かったです。
ちなみに、頭も内蔵もとってあり、半身の状態。
そしてこの鴨は網で捕って窒息させたそう。だから、銃弾で仕留めた鴨よりも身が柔らかくて美味しいんだとか！
羽を広げるとやっぱり大きいですね。この羽を切って、いざ調理！
まずは塩麹と黒こしょうで下味。
フライパンで焼き色を付けてから、オーブンへ。
太葱と一緒にこんがり焼きあげました。
お皿に盛り付けていただきます
とっても味わい深い美味しい肉でした。ご馳走様です！
今シーズンはエゾシカ、ウサギ、雷鳥、ウリ坊、そして鴨といろいろジビエをいただきました。どれも美味しくて、ありがたくて、自然に心から感謝です。
フードコーディネーターの友達に誘われて、11月3日に東京現代美術館で開催された「OPENharvest」に参加してきました。
会場には、オープン少し前に到着。この日を楽しみにしていた“食”好き達が既にたくさん集まってました。
19時。ついに開場！やった！！
最初に出迎えてくれたのは、稲穂のカーテン！ harvestらしい演出！
稲穂のカーテンを抜けると、壁一面には葉物野菜がずらーり。野菜とハーブをそのまま味わえるようにと、皿盛りサラダではなく苗のまま並べて、ゲストが好きなだけ食べられるようになってました。おもしろい！ 虫さんのようにむしゃむしゃ食べる私。味が濃くておいしい！
カウンターには自然派ワインやビール、そしてバジルティが並んでいます。
お魚コーナーでは、東京湾でとれたスズキとボラの昆布〆を出してくれました。東京湾のボラって・・・と思ったけど、昆布の風味がしっかりきいてて臭みがなく食べやすかった。昆布は利尻産のもの。
お釜で炊いたご飯～。すっごくいい香り！ 炊き立ての握り飯、最高のごちそうです！！ お米は魚沼産と滋賀産の２種類がありました。どっちもおいしかったけど、やっぱり魚沼産の方が粘り気があって味わい深い。この味を堪能できる日本人に生まれてほんとによかった。
お米コーナーでは、同じく新潟産のお酒と滋賀産のお酒もふるまわれました。新潟産のお酒は八海山のもの。真ん中の「越後で候」は、濾過していない、この時期限定の生の絞りたて日本酒。アルコール度数は19度とかなり高めで、きりっとしてるのに後味が濃くて甘い。これはクセになります。あ、甘酒も超おいしかったですよ。
山鳩のグリルサラダ！ 香ばしく焼かれた鳩と新鮮野菜の贅沢な一品。
そしてそして、本日のメイン、鹿！ 目の前で解体！！ マグロの解体ショーは見たことあるけど、鹿、というか動物の解体は初めて。どきどき。
既に内臓を取って5日ほど寝かせた鹿。メスの2歳。一番おいしい、食べごろの鹿だそう。
鹿そのものの姿を見てしまうと、「かわいそう・・・」と思わずにいられませんでしたが、この季節ならではのジビエ料理を楽しみたい、という気持ちもあって、複雑な気分。
解体された鹿さんは、このあとローストとハンバーグになって、私の身も心も満たしてくれました。感謝、感謝。
私たちは生きるために食べるし、おいしいものを食べることは生きがいになる。人間のエゴかもしれないけど、鹿さんは間違いなくおいしいから食べたいのだ！ だからこそ、最後まで無駄にせず、おいしくいただきます、という姿勢と気持ちを持ってしっかり味わいました。
こちらはさっきのスズキとボラのアラの出汁で作った和風ブイヤベース。いい出汁が出てて、胃に染み渡る～。
あと、写真を撮り忘れましたが、豚肉のローストやきのことチーズのライスコロッケ、大根菜のお漬物などなどもありました。
目いっぱい食べたあとはデザート。みかんのシャーベットです。甘酸っぱくて、さっぱり、自然な風味。
そして、コーヒー。かなり酸味が強く独特な香り（香ばしくてスパイシーで、落ち葉や樽のような・・・ワインみたいな！？）のあるコーヒー。焙煎仕立て、曳き立て、そして入れ立て。おいしくないわけがない。
約3時間、食べっぱなしの飲みっぱなし。食べられるアートインスタレーションとうたっているだけに、目でも楽しめる仕掛けがなされていて、新しい感覚で食の世界を堪能することができました。
OPENhaevestの主催者は、こう言っています。
“The joy of harvest is enjoying its gifts as they are. This joy is felt by purveyors everywhere around the world, valuing the characteristics of their natural surroundings. I plan to spend this autumn is Tokyo, eating with a thorough understanding of my connection to Japan's harvest. We eat and live.”
We eat and live!
食べて、生きる！
食べることは生きること！！
食べ物を粗末にしてはいけないし、食べる行為もないがしろにしてはいけない。いただきます、ごちそうさまです、そしてありがとうございます。自然に、生産者に、料理人に、感謝の気持ちを忘れずに、私は食に向き合っていきたいと再確認できた、そんなイベントでした。参加して、ほんとによかった。Viva! Harvest!
高校時代の友達と久しぶりに会うことになり、代々木上原の「入 iri」に行ってきました。
駅から井の頭通り方面に歩いていく細道にある一軒屋レストラン。外観は、古民家風の板張りの壁に大きなガラスの窓がはめ込んであって、その窓際に目隠しとして植木や植物を配置して中の様子が程よく漏れてくるようになっています。うっとうしくない程度に茂る緑が深い色合いの木目とよく合い、しかもこの日は小雨だったというシチュエーションともあいまって、しっとりと落ち着いた様子。内観は、シルバーを基調とした都会的なオープンキッチンと、優しい雰囲気を醸し出す木のテーブル＆チェアという組み合わせがとても感じよく、シンプルで心地よい空間。
料理は、ランチは1,600円のセットとアラカルトがありました。わたしが頼んだのはパスタのセット。
「自家製サルシッチャと焼き大根のクリームソースペンネ、青柚子の香り」です。サルシッチャは、イタリアの生ソーセージのこと。爽やかな青柚子の香りが季節感たっぷり。あっさりしていて美味しかった！
このパスタにプロシュートと豆のサラダ、自家製フォカッチャ（美味！）、コーヒーがついて1,600円は、なかなかお得感あり。
初めてだったけど、お店の雰囲気も料理もニジュウマルなお店でした。
今日会った友達とは、連絡はちょこちょこ取り合いつつも、直接会うのは10ヶ月ぶりくらい。今の家族のことや石川に残ってる家族のこととか、何かと同じ状況で悩んでることが多く、「そうそう！」「わかるわかる！」っていう感じで共感し合い（女子は共感できるとイミなく嬉しくなるのだ）、将来自分たちの特技をいかして共同教室を開こうとか夢を膨らませ（女子の夢力は無限大）、地元の言葉で思う存分しゃべりたいこといっぱいしゃべりまくってきました。
あー、ものすっごいすっきりしたし楽しかった。
気付いたら2時間があっという間に過ぎてて、最初はわたしたちだけだったのにいつの間にか店内は満席。それどころか満席のためせっかく来た人達を断っている状況！ 申し訳ないです、すっかり食べ終わってるのに水だけで長居してしまって・・・悪いことをしたと思ってすぐにお店を出ました。人気店なんですね。
今度はぜひ夜に来てみたいな。
この週末、両親＋弟が上京してきました。
そして今回の旅の目的は「築地市場」！ 到着した土曜日に、ランチを兼ねて市場見学してきました
築地に着いたのは既に１１時。その日はとても天気がよかったこともあってか、場内は人で溢れ返っており、どの寿司屋さんにも大なり小なり行列が
少し早めに来たつもりだったのに甘かった！一応下調べをし、わたしたちは「寿司清」というお店に目星をつけていたのですが、ここにももちろん行列がついていました。が、お昼ということもあってか回転が速く、約30分ほどして店内に入ることができました。よかった！
お好みの握りや一品物もありましたが、とりあえずはおすすめランチセットを注文。左が2,500円のもの、右が3,500円のものになります。バラエティ豊かでどのネタも大きいし、鮪はもちろんイクラやウニ、カニなどがちゃんと含まれててこの値段って、やっぱり築地ならではなんですかね～
中でも、鮪や生しらすは実家の石川県ではなかなかいいものを食べる機会もないので、両親は喜んでいたようです。もうひとつ、穴子の稚魚だという“のれそれ”というものも軍艦巻きで出てきましたが、珍しいものを食べられたと満足してた様子。
ただ……、両親にすればこの内容で3,500円だと高いな、という印象だったようです。そりゃそうですよね、石川で獲れたての魚をさばいて刺身や寿司にすれば、味もよければ値段も安くて、東京なんかと比べ物にならないほどですから
その後は「佃権」でおでんをつまんだり（ここのはんぺんとちくわぶがおいしかったぁ～！）、ちょっと奮発していい鰹節を買ったり、お出汁用に焼きあごを買ったり、厚焼き玉子を買ったり…お買い物とつまみ食いで約３時間ほど場内を満喫しました。
わたし自身、築地には数えるほどしか来たことなかったので、改めて今回じっくり見学することができて本当に楽しかったです。気になるお寿司屋さんはほかにも何軒かあったので、またゆっくり見て回りたいものです。
）、こちらのソーセージは素材を厳選して本場ドイツで修業をされた職人さんが丁寧に作ってくださっているソーセージだそう。
