先日広島へ行った際に、宿泊したホテルから近かったので原爆ドームを訪れました。
中学の修学旅行が広島だったので、絶対原爆ドームも見たはずなのに、あまり記憶がありません。きっと、原爆ドームはもちろん、戦争そのものを意識していなかったからでしょう。
今でも、戦争の話にはあまり耳を傾けたくないし、見なくていいものなら見たくない、知りたくない、と考えてしまう自分がいます。すごくいけないことだと反省はするものの、胸が痛くてつらくなるのが嫌で、自分でフィルターをかけてしまうのです。
原爆ドームはライトアップされていて、
一瞬、美しい遺跡のように見えました。
美しいという表現が相応しくないことは重々理解しているため、間近に立つと心がざわつきます。
ぞっとしました。
ちょうど真上に原爆が投下されたこと、天井がドーム型だったこと、窓が多かったこと、などの条件が揃って、奇跡的に消滅を免れた建物だそうですが、骨組みや一部の壁面だけが残されている様が余計に恐ろしさを物語っています。
戦争なんか絶対に絶対にしてはいけない、と強く思いました。絶対に。
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