夢野久作の「ドグラ・マグラ」を読んでみようと思ったのは社会人一年生の時で、以来10年間、何度も何度も挑戦しつつ最後のページまでたどり着けないままだ。
一番読み進められて、下巻の1/3ページ目あたりまで。自分では本を読むのは割りと早い方だと思けど、この本の場合は全然先に進めず、一歩進んで二歩下がる、みたいな、読めば読むほどワケがわからなくなってまた数ページ前に戻り、戻ったところでさらに不可解な文章にぶちあたりさらに戻って(一旦理解できたと思っただけで全然理解できていなかったということ)、気付いたら違う本を手にとっていた、ということを繰り返している。
最後に読んだのは1年以上前な気がする。だんだん、あえてそんな苦労してまで読まなきゃいけないものでもないような気がして、本棚にしまいこんだままになっている・・・ということすら忘れかけていたけど、たまたま行った本屋さんで「漫画で読破」シリーズの「ドグラ・マグラ」を見つけて、これなら簡単に読めそうだから読んでみようと思い買ってみた。
案の定30分ほどで読み終わりました。内容は、知らなかった点が少しあるけれど、ストーリーはだいたい想像通り。
なるほど、あらすじはよくまとめられていて雰囲気も伝わってくるけど、結局、本質は小説を読破しないとわからないですね。
まいったなぁ、わたしはいつこの本を読み終えることができるかな。
ドグラ・マグラ (まんがで読破)
posted with amazlet at 10.10.08
夢野 久作 バラエティ・アートワークス
イースト・プレス
売り上げランキング: 46763
イースト・プレス
売り上げランキング: 46763
おすすめ度の平均:
分かりやすいのがいいこの まんがでは怖さは伝わらない
ざっくりあらすじだけ
とりあえずマンガで,あらすじだけでも
原作は、文庫本の上・下巻で読んだのですが
コメント