今日はパン教室の日でした。
作ったのは手前から、
チェダーチーズと黒胡椒のパウンドケーキ
フェンネル&ゴールデンレーズンブレッド
サンフラワーライブレッド
です。
2種類のパンは、いずれもポーリッシュ法で作ったパン。つまり、天然酵母のパンです。
わたしのイメージでは、「天然酵母は難しい」、だったのですが、実はイーストで作るストレート法のパンの方が技術的には高度だ、ということを今日は実感しました。
確かに、生地を作ってしまえば、その後の作業はとても楽、というか、意外と雑に扱ってもちゃんとパンになってくれるんです。
ただ、イーストから発酵種を仕込んだり、もしくはフルーツ等を使って酵母を作ったり管理したいするのは当然難しい、というか結構面倒です。
でも、粉と混ぜてしてしまえば、天然酵母で作った生地は丈夫で扱いやすい んです。
先生のお話では、ストレート法で作るパンは、材料の良し悪しで味が決まりやすく、前述したようにいいパンに仕上げるための高い技術力が必要になるので、パン屋さんではあまりストレート法を取らないそうです(材料費、人件費を削減するため)。
そうだったんだぁ。
今回作った2種のパンは、同じポーリッシュ法でも、実はちょっと違います。
フェンネル&ゴールデンレーズンブレッドの方は、前生地の配合を見ると水分=粉という分量です。これを中種といいます。
対して、サンフラワーライブレッドの方は、前生地の配合は水分>粉という分量になり、これは水種、というそうです。
中種はもっちりとした仕上がりに、水種はしっとりとした仕上がりになります。
天然酵母のパンって、噛めば噛むほど味わいが出てくるんですよね。やっぱり美味しいです
チーズと黒胡椒のパウンドケーキもなかなかよく出来ましたよ~。お砂糖も入っているのでほんのり甘い生地ですけれど、それ以上にチェダーチーズと黒胡椒の風味が利いていて、食べ飽きない味
バターたっぷりなので、食べすぎに注意しないとねっ