昨日、横浜市都筑区にある「ソレイユ」というパン教室に行ってきました。
教えていただいたのは“自宅でも簡単にできる食事パン”です。
パンの中でも一番好きな食事パンをマスターするために、いろいろなパン教室に出没していますが、先生によってパンのこね方や発酵の取り方、レシピに個性が出ます。その都度収穫を得てきましたが、今回も「なるほど~」がたくさんありましたよ!
それは、フランスパン生地のコシの出し方。
すごくだれやすくてベタつきやすく、食パンの生地等に比べて扱いが難しいフランスパン生地。そのためこねる回数を控えめにしますが、低温長時間発酵させること、また一次発酵の途中でパンチを入れることで、生地にコシを出していくそうです。このパンチの入れ方もポイント。丁寧に扱わないと生地をむやみ傷つけるだけなので、素早く大胆に!
そしてできたのが、このクッペです
均等に生地を分けたつもりが、焼きあがってみると2つのパンの大きさにこんなに違いが! クープを入れて釜のびさせるので、ちょっとの分量の差が焼きあがりで大きな違いになるんですね。
さて、この日に作ったもうひとつのパン。これがまたおもしろいんです!
一見、普通の山形食パンに見えると思いますが……、
実はこれ、
こーんなに小さい食パンなんです! かわいいでしょ
ソレイユの松本先生が、家庭用オーブンでも焼きやすい大きさのパン型ということで考えた、高さが半分のサイズの食パン焼き型を使ったんですよ~。家庭用オーブンの庫内は狭くて高さもないでの、食パンが焼きにくいんですけど、高さ半分の型ならそんな問題もクリアできます。これは買わずにはいられないですよね!! ということで早速ゲットしました。
そういえば、こうやって手のひらサイズであることをアピールした日記が、ちょっと前にありましたね。最近、手のひらサイズずいてるぅー
わたし達生徒が作ったのは2種類のパンのみですが、松本先生は朝からいろんな形の食パンを焼いてくださってました。
左の写真に写っているのが、上で紹介した手のひらサイズの食パン。同じ型を使って、蓋をしたのが右の角食パンで、蓋を外したのが左の山形食パンです。
そして右の写真は、右から一般的な1斤タイプの角食パン、山形食パン。その左隣が、高さ半分のハーフサイズ食パンの別型バージョンで焼いた角食パンと山形食パン。1斤タイプと縦横の長さは一緒です。その奥にあるのが、高さが1斤タイプと同じで正方形の角食パンと山形食パン。その左隣が、右の写真にあるものです。
食パンと言っても、こんなにいろんな形があると、おもしろいですよね。
このハーフサイズの食パンは、細長タイプも長方形タイプも左の写真のように生地で8個の玉を作って型に入れ、2時発酵を取ります。ユニークなサイズをいかしてユニークな食パンを作るなら、8個の玉の味を変えてみてもいいと思いますよ、とのこと。「なるほど~」ですね! プレーンやチョコレート、抹茶、メープルなどいろんなタイプの生地を組み合わせてみるとおもしろそう
でも、違った生地を詰め合わせて、同じようにうまく膨らますことができるのかは……今のわたしの技術だと簡単にはいかなそうです
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