先日、父が亡くなった。
入院したときから、こういう日が近々くるとはわかっていたはずなのに、とても急な出来事だったせいで、いまだに気持ちがふわふわしたまま、そろそろ3週間がたとうとしている。
小さい頃から大人になってからのことも、父との思い出を毎日振り返り、そういえばそんなこともあったなと思い出リストがいっぱいになってもなお思い出すことがたくさんあり、少々短い人生を終えた父ではあったけど、私や家族に、数えきれない笑顔をくれたことを、心の底から感謝している。
後悔や怒り、申し訳ない気持ちも入り混じっていて、気持ちの整理がつくのはもう少し先になりそう。でも、この間、友人たちに父のことを聞いてもらったおかげで、話していくうちに父の死を静かに受け入れ始めているのも確か。私の中はもちろん、友人たちの中にも父の姿が刻まれて、形はなくなっても、みんなの心の中で父は生き続けるんだなぁと思っている。
とにかく今は、悲しい。本当はもっと生きててほしかった。
次に会えるのはいつだろう。そういえば、劇的な変化のひとつに、死への恐怖心がなくなったというのが挙げられる。死んだら向こうに父がいると思うからだろうか。
いつの日かの再開に備え、ひたすら今をがんばろう。
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