親戚の結婚式があるので、ただいま帰省中。
結婚式に出席するだけでは、せっかく帰省したのにもったいない気がしたので、思い切って能登まで行って国盗りして能登丼を食べてくることにしました。
三十路女が一人で奥能登くんだりまでケータイゲームのためにドライブして丼を食う。笑えますね。
そういえば、くんだりは北陸で使われる方言だそう。知らなかった、みんな使ってると思ってた。意味は「~辺りまで」。かなり距離感がある、というニュアンスを含みます。
さて、能登までの行き方ですが。
車で行く場合は、わたしの実家(加賀方面)からは、金沢まで出て、そこから能登有料道路を利用し、能登へ向かいます。
高松SA付近 加賀国河北統一
西山PA付近 能登国七尾統一
別所岳SA付近 能登国輪島統一
加賀守、能登守の称号もゲット。
別所岳サービスエリアには七尾湾を見下ろす展望台があったので登ってみました。
展望台から南側の景色。中央から右側になんとなく能登大橋が見えるのですが、わかりますか!? その先にあるのが能登島です。
展望台から北側の景色。北に伸びる能登半島ですが、先端が本州側に折れ曲がっています。なんとなく、その地形がわかりますか!?
肉眼ではよく見えたのですが、写真だときれいに写りませんでしたね、すみません。
能登半島内浦の景観を楽しんだら、もうひとつの目的「能登丼」を求めて穴水へ直行。
能登丼とは、奥能登で採れた魚介類や特産の能登牛を使った丼のこと。もちろんお米も能登産を使用し、能登産の器、箸でおもてなしをし、箸はお持ち帰りできる、という風に定義されています。
現在、奥能登にある飲食店63店舗で、それぞれのお店独自の能登丼を提供しています。同じ魚介類系でも、刺身を盛ったものや天丼があったり、チラシ風になっていたり、能登牛を使っているものはステーキ丼だったりすき焼き風丼だったりとバリエーションが豊富。ひと目見て能登丼だと分かる、分かりやすい特徴はないのですが、その分、お店お店でオリジナリティを追求して、さまざまな能登丼を打ち出せ、食べる方も飽きない、というメリットもあるのかな、と。
そんな能登丼を出すお店は穴水にも何店舗かありますが、わたしが選んだのは、「福寿司」というお店です。
これが福寿司の能登丼↓
中トロ、カンパチ、ヒラメ、赤西貝、イカ、タコ、甘エビ、子持ち昆布などなど、お寿司屋さんだけに、新鮮な魚介類の刺身がこれでもか、というくらい盛られてます。小さいお椀にあるのは、ゴリの佃煮とお漬物。これに、お味噌汁。贅沢セットです~。
特に感動したのは、この分厚いエンガワ。1cmくらいは厚さがあったような。ほんのりピンク色で艶やかで、食べると弾力があって脂がのってて甘くて、文句なしに美味しかった!
美味しいもの食べて、梅雨の晴れ間のすがすがしい海沿い道をドライブして、国も盗れて(笑)、なかなか充実した小旅行でした。
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