友達に誘われて、昨日、世田谷美術館に行ってきました。
開催されていたのは「横尾忠則の冒険王」。最終日ということもあってか、開場内には人が溢れ返っており、作品を見るために長い列ができるほどの込みっぷりでした。
わたし自身は、今まで横尾忠則に注意してくなかったけれど、
こうやってじっくり横尾さんの作品に触れてみると、ものすっごいパワーで
攻められまくって、帰る頃にはすっかりファンになってしまったのです!
ルソーのパロディ画や、インスピレーションで仕上げられたコラージュ、異様な力がこもった様々なY路地画などの作品もおもしろかったし、雑誌や公告、ポスターのラフや色指定書、ゲラ刷りなども公開されていて見応えありありでした。
でも、わたしが個人的に「横尾さんって」と思ってのは、横尾さん自身が乱歩とヴェルヌに少なからず影響を受けた人だったと知ったから。
同じものに興味をもち、気持ちがそそられてる人だったんだという思いが一気に高まり、作品がもつ大きな魅力とあいまって、横尾さんを好きになったのでありました。
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