事務所では、コーヒーは豆を挽いてから自分たちで淹れることになってます。事務所で最初に教えられるのがコーヒーの淹れ方、というくらい、社長がコーヒー好きなもので
今の仕事をする前も、たまーに気の向いた時だけ自分で淹れたりしてましたが、実はわたしの淹れ方が根本的に間違ってたことが判明!
この写真を見てください 淹れ終った後のペーパーフィルターの中に、コーヒーが土手っぽく残ってるのわかりますか? 鮮度のいいコーヒーの場合、湯を入れた際にむくむくと豆が膨らんできます。こんもりした中心部分にゆっくりとのの字を描くように湯を注ぎ、ぶわっと膨らみを持ち上げていき、一旦お湯をストップ! 膨らみが落ち着き沈んできたら、またゆっくりのの字を描くように適量の湯を入れていきます。
湯を注ぐと、その部分のコーヒー豆が白い気泡をともなうのですが、一般的にはその白い気泡が切れ始めれば湯の投入を止めるといいそうです。
で、何が間違っていたかというと、これまでは、ペーパーに当たるように湯を入れていたんです、わたし。それだと、もちろん土手はできません。
ではどうして土手を作るかというと、ドリッパーの形に合わせてコーヒー豆で土手を作ることにより、投入した湯が豆の内部にとどまり、豆が蒸されます。コーヒーの旨味は、豆が蒸されることで抽出されるそうです。わたしの今までのやり方は、単に濾過しているだけで、苦味や酸味ばかりが抽出されて、結果、どんなにいい豆を使ってもまずいコーヒーになってしまうんですって。ショック
実際、ちゃんと土手ができなかった場合、同じ豆でも全く違う味になるから不思議なもんです。いまだにコーヒー淹れがヘタクソなもので、こうして綺麗な土手ができたので、嬉しくて思わず写真を撮ってしまいました
コメント